先日は、日本青年会議所 中央区委員会に参加してまいりました。
冒頭では、中央区災害ボランティアセンターの皆様から、災害時の支援活動や日頃の取り組みについて貴重なお話を伺いました。今回は、その学びをレポートします。
中央区災害ボランティアセンターとは

中央区災害ボランティアセンターは、災害時に限り設置される拠点で、支援を必要とする被災者と、活動を希望するボランティアをコーディネートし、生活復旧・復興に向けた救援活動を円滑に行う役割を担っています。設置予定場所は「銀座ブロッサム 中央会館」(中央区銀座2-15-6)です。
本会(社会福祉法人中央区社会福祉協議会)では、中央区の要請等によりセンターを設置・運営するほか、平時から「災害ボランティア講座」や「災害ボランティアセンター運営訓練」を実施し、地域の防災力向上に取り組んでいます。
災害時に想定されるボランティア活動
災害の種類や規模によって内容は異なりますが、主に以下のような活動が想定されています。
| 分類 | 活動内容の例 |
|---|---|
| 作業系 | 部屋の片づけ、家財道具の搬出、物資の仕分け・運搬 など |
| 生活支援系 | 炊き出し、買い物支援、情報の伝達 など |
| 交流支援系 | サロン活動、子どもの遊び相手、地域交流支援 など |
| 支援者への支援 | 災害VCの運営スタッフ、ボランティアへの支援 など |
※専門ボランティア(応急危険度判定員、医療系、通訳等)の受付は中央区が窓口となります。
ボランティア活動の4原則
お話の中では、ボランティア活動を支える4つの原則についても学びました。
ℹ️ ボランティア活動の4原則
- 自主性・自発性
- 社会性・連帯性
- 無償性・無給性
- 創造性・開拓性・先駆性
運営スタッフ育成の課題と、青年会議所への期待

一方で、講座や訓練は毎年実施しているものの、災害ボランティアセンターを実際に運営するスタッフの育成には十分に取り組めていなかったとのことです。そこで今回、地域で活動する青年会議所に協力の依頼があり、平時から運営に携わる人材を育成し、災害時に迅速にセンターを立ち上げられる体制づくりを進めていくとのお話がありました。
都市部の防災に欠かせない「共助」の視点

私は以前から、都市部の防災には「共助」が欠かせないと考えています。中央区は高層マンションが多く、地域とのつながりが希薄になりやすい一方で、大規模災害が発生した際には行政だけでは対応しきれない場面も想定されます。だからこそ、日頃から顔の見える関係を築き、「困った時はお互い様」と自然に助け合える地域コミュニティを育てていくことが重要です。
防災への取り組みは、単なる災害対策ではありません。地域の人と人をつなぎ、普段から交流を生み出すきっかけにもなります。防災とコミュニティづくりは表裏一体であり、都市部だからこそ意識して育てていく必要があると改めて感じました。
📌 まとめ
- 中央区災害ボランティアセンターは、被災者とボランティアをつなぐ拠点として設置される
- 平時からの講座・訓練を通じて地域の防災力向上に取り組んでいる
- ボランティア活動は「自主性」「社会性・連帯性」「無償性」「創造性」の4原則を大切にしている
- 都市部だからこそ「共助」の視点を持ち、日頃から顔の見える地域づくりが必要
今回の学びを今後の地域活動にも活かし、誰もが安心して暮らせる中央区、そして災害に強いコミュニティづくりに取り組んでまいります。
